「乳房再建手術」Q&A

乳がん手術で乳房を全摘したのち、自家組織を使って”二次再建”を行うと、お腹の皮膚を移植するため、乳房がパッチワークのようになると聞いて、できあがりの見た目に不安を感じています。

◆乳がん手術で乳房を全摘している場合は、一次再建でも二次再建でも、自家組織による再建では、乳房のふくらみを作るのに必要な皮膚を得るため、腹部の皮膚を胸に移植する方法をとることが一般的です。

胸と腹部の皮膚はとてもなじみがよいので、時間が経てば傷あともかなり目立たなくなっていきますが、そうした見た目を好まない場合は、ティッシュ・エキスパンダーを使って胸の皮膚を引き伸ばす方法をとります。
通常、半年ほどの時間をかけてエキスパンダーに徐々に水を足して膨らませていくため、時間はかかりますが、その間に当初の予定通り自家組織で再建するか、インプラントでの再建に切り替えるかを考えなおすこともできます。二次再建の場合、エキスパンダーの挿入も再建手術も、乳がん手術の傷あとを使って行いますので、それ以上傷が増えることはありません。

ただ、放射線照射で皮膚が薄く固くなっていて十分に伸ばせない場合は、腹部からの皮膚移植によって足りない皮膚を補わざるを得ない場合もあり、その場合はパッチワーク状になることがあります。 

また一次再建の場合でも、乳がん摘出と同時にエキスパンダーを入れておいて、半年後くらいをめどにインプラントないし自家組織に入れ替える方法をとれば(一次二期再建といいます)、パッチワーク状にはなりません。
乳房再建手術には、さまざまな方法とタイミングがありますので、主治医とよく相談をして、乳がん治療の状況なども勘案して、ご自分に合った術式を選択してください。 (茅野医師)

このサイトのコンテンツについて

このサイトは、医療に関するコンテンツを掲載しています。乳がんや乳房再建手術に関する各種情報や患者さん・医療関係者の談話なども含まれていますが、その内容がすべての方にあてはまるというわけではありません。治療や手術の方針・方法などについては、主治医と十分に相談をしてください。

最終更新日:2014.07.18.

E-BeCサブメニュー

  • 乳房再建手術をわかりやすく解説『乳房再建Hand Book』
  • 各地へじかに情報をお届けします 乳房再建全国キャラバン
  • 乳がんに際して知っておきたい役立ち情報
  • 乳房再建に関するアンケート調査報告書
  • アラーキーが撮影写真集『いのちの乳房』
  • E−BeCスタッフブログ

Facebookページ

Share

SHARE日本語部門公式サイト

SimplyPure

SimplyPure | 乳がん経験者のフォトサービス

写真絵本てくてくま

写真絵本てくてくま